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エンデバー
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Think Bigger! 起業家のスケールアップ支援でより良い社会作りへ貢献

画像「心ある起業家が大企業になったら、世の中がもっと良くなる。」社会的使命を果たし、より良い社会づくりに貢献したいと考えるスタートアップ起業家に資金・ネットワーク・知恵を提供し、社会にポジティブな影響を与える企業を育てることと、その仕組みを構築すること、それが起業家支援団体としてのエンデバーの使命です。エンデバーが支援するのは必ずしも社会課題そのものの解決を目的とした「社会起業家」だけではありません。直接的ではなくとも、社会に影響を与える「スケールアップ(大規模化)」を望める「起業家」に焦点をあててサポートを行っています。そうすることによって、その地域の雇用をつくり、社会全体、ひいては世界全体をより良くすることができると信じているためです。1997年に設立されて以来、約23年で37拠点・59都市に活動地域を拡大し、2017年までに創出した雇用は140万人、また支援企業が2017年単年で生み出した利益は150億ドルにも上ります。

「スケールアップ」こそ、より良い社会への第一歩

画像エンデバーでは、スケールアップのために起業家が必要とする実践的な支援を人材・資金・知恵の3分野において提供しています。一方、起業家を取り巻く環境は国や地域で大きく異なります。新興国では起業家同士が支えあいながら共に成長できるエコシステムの構築、先進国では経営課題を未然に防ぐための活動支援といったように、それぞれの国や地域のニーズに沿った支援活動を行うことも重要なポイントです。アルゼンチン発のECモールサイト「メルカドリブレ」は、エンデバーの支援により成功したスタートアップ企業の代表例です。1999年にエンデバーからの支援を受ける「エンデバー起業家」となった同社は、中南米企業に対する投資がまだ一般的ではなかった2007年、中南米企業として初めて米国ナスダックに上場を果たしました。同社が牽引役となり、10年の間に、19社のアルゼンチン企業が米国で上場を果たしています。メルカドリブレの上場以降、先進国から中南米企業への投資も増加し、中南米の起業家間の資金・支援ネットワークも拡大、起業家のエコシステム構築も進みました。「エンデバーの支援を通して、起業・経営の知見を地域内で集約し、地域をまたいで共有発展させ、起業家のエコシステムを構築する」。この目的を体現したのがまさにメルカドリブレの事例なのです。

変化の時こそ強いのが起業家

画像新型コロナウイルスの流行は起業家の活動にも大きな影響を与えています。この世界規模の危機的状況を起業家たちがどのように乗り越えれば良いか、その対策として、エンデバーは起業家たちへスピーディーに情報提供や活動支援を行いました。

手始めに、エンデバー支援起業家だけではなく一般の起業家もアクセスできるウェブサイト「エンデバー・アントレプレナー・リソース・センター」にて、いち早くコロナ禍に対する情報を発信。このような有事の際に起業家が即座に対応しなければならない資金面や人事面など多岐に渡る問題に対して、成功しているエンデバー起業家やボードメンバーたちが自らの知見や情報を惜しみなく一気に発信しました。

画像また、ウェビナーや相談会なども行い、2020年4月17日にはエンデバーを代表する起業家支援者として知られるLinkedIn創業者リード・ホフマンが登場したオンラインセッションを主催し、30か国以上、650人を超える起業家がリアルタイムで視聴しました。このようなエンデバーのスピーディーな対応は、様々な効果を起業家にもたらしました。例えば、新型コロナの影響で3ヶ月後には資金ショートしてしまう状況にあったあるエンデバー起業家は、非公開型ウェビナーやメンターからのアドバイスを通じ、無事資金調達に成功しました。また、2020年中に上場しなくてはいけなかった別の起業家は、「上場を見送った方がいい」というアドバイスを受け、代替案の資金調達方法などをメンターに相談し、資金繰りなど上場延期による課題を解決することができました。

画像エンデバーのコロナ禍における支援は、実際の経営だけではなく、起業家の心理的側面にもポジティブな影響を与えています。エンデバー起業家で、マレーシアの物流スタートアップ「ザ・ローリー」のナディール・アシャフィ氏は、エンデバーが提供する情報やアドバイスについて、「多くの人の生活がかかる事業を運営する上で、意思決定プロセスだけではなく、ビジネスを進めていくための気持ちの面でも、非常に助けになった」と感謝の気持ちを表しています。エンデバーの支援を契機とした起業家同士の横のつながりや、経験豊富な先輩起業家をメンターに持つことは、特にこのような未曾有の時期には、日々孤独な戦いを続けている起業家にとって精神的な支えとなっているのです。
コロナ禍は起業家にとって大きなチャレンジとなる一方、これまで積み重ねてきた事業を一気に開花させる契機にもなっています。オンラインエデュケーションサービスを提供する米国の「ニアポッド」は、新型コロナ感染拡大を契機に、自社のサービスを無料または低価格で提供。さらに世界規模で高まるオンライン学習のニーズに対応するため、エンデバー各国オフィスから支援を受け、自社サービスのグローバル展開を加速させています。

ANA BLUE WINGのサポート

社会をより良くしたいと奮闘する起業家に手を差し伸べるエンデバー。今は大企業の一つとなったと言えるであろうANAも、開業はヘリコプター2機のみを擁するベンチャー企業でした。だからこそ、社会をより良くしようとする起業家のスピリットを忘れることなく、より良い社会づくりに邁進する彼らを支援したいと考えています。ANAによる「BLUE WINGプログラム」は、エンデバージャパンのような「チェンジメーカー」をフライト提供によって支援するものです。社会を良くしたいという思いからビジネスを始める起業家が増え、彼らがスケールアップすることで、私たちの世界はもっと良くなっていくに違いありません。

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エンデバー

「各地域のエコシステムの拡大・経済の成長に寄与できる起業家」を発掘・支援する非営利組織。国境や産業などあらゆるボーダーを超え、ネットワークから生まれる「人・資金・智」の複合的な支援を、チェンジメーカーとなる起業家達に提供している。そのネットワークには、世界的な起業家や大企業経営者達約500人のボードメンバーと3,000人のメンターによって構成されているのが特徴。24カ国・27番目の拠点として活動を開始したエンデバージャパンは、マネックスグループ株式会社CEOの松本大氏をChairmanとし、日本を代表する起業家・経営者が結集し、日本から世界に飛び立とうとする、「ハイインパクトアントレプレナー」たちを支援している。

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